細雪の碑

テキスト ボックス: コース
テキスト ボックス: JR摂津本山駅→本山街園(バラ園)→だんじり専用道→旧西国街道→
旧甲南女子学園→首地蔵→
住吉川鉄道トンネル→久原橋と旧久原邸→細雪の碑→水道橋→住吉川清流の道→白鶴美術館遠望と二楽荘址遠望→
灘の酒造専用水道の碑→大日女尊神社→「常ニ備ヘヨ」の碑→甲南学園史資料室→素戔嗚神社(鳥居)→岡本梅林公園→岡本南(桜守)公園→阪急岡本駅
テキスト ボックス: 甲南学園発祥エリアと関西で屈指の高級住宅街を歩きます

岡本梅林公園


 久原橋と旧久原邸


   首地蔵


 だんじり専用道


 本山街園(バラ園)


   桜守公園

コースのみどころ
直線上に配置
モデルコースにもどる

直線上に配置
テキスト ボックス: バラに始まり桜で終わるコース。途中の大きなお顔の首地蔵は必見。首の上の病気に霊験があると、今でもお参りする人が多く、お供えが絶えることがないとか。マンション「オーキッドコート」と背後の山は、明治・大正・昭和初期に日立製作所などの創立の基盤となった久原財閥の総師・久原房之助の大屋敷や西本願寺第22代法主・大谷光瑞の別荘「二楽荘」などの高級住宅街として開発されたところ。さらに、甲南幼稚園、甲南小学校、男女の甲南中高校、甲南大学、甲南女子大学発祥の地でもある。
バラは5〜6月、10〜11月、梅は2〜3月、桜は4月上旬が見ごろ。
だんじり専用道
 南北に走る片側2車線の十二間道路はJR高架下の所だけ片側1車線となり、中央に道路面を一段低くした車道がある。これは車高の高いだんじりを通す為に作られ、年に2日間(5月3、4日)の祭りの時しか通らないだんじりを優先した道。東灘区には、他にもだんじりを優先する工夫が見られる。
首地蔵
 かつて大名行列や旅人が、西国街道を盛んに往来していた頃、当地に首から上の病気に霊験あらたかだったという「花松地蔵」と呼ばれる地蔵尊があった。大正6年に地域の人々により首地蔵を建立して花松地蔵に納め、「花松くび地蔵」と名付けられた。同じような首地蔵は、宝塚小浜宿の有馬街道沿いにもある。
久原橋と旧久原邸
 今はマンションが建っているが、日立製作所、日産自動車、日立造船、日本鉱業などの創立の基盤となった久原財閥の総師である久原房之助が明治41年に大邸宅(1万坪以上の屋敷)を建て昭和3年頃まで住んでいた。マンションの前の橋は久原邸正門に行くために架けられた橋で、「久原橋」と名付けられている。
二楽荘
 西本願寺第22世法主大谷光瑞が明治40年に建てた別荘。光瑞はシルクロード学術探検で感銘を受けて、建物はインド風の外観で邸内には支那室、アラビア室などがある豪壮なものだった。昭和7年焼失。
甲南学園史資料室
 甲南大学内にあり、学園創始者平生釟三郎に関する資料や、学園史資料を展示公開している。また、学内には昭和13年の阪神大水害の後、平生釟三郎が甲南学園の生徒によせた言葉「常ニ備ヘヨ」の碑もある。


  常ニ備ヘヨの碑


   甲南大学


  大日女尊神社  


 在りし日の二楽荘